
マニュアルツールvs自動送りツール 加工時間の比較 (WMV)
製造業は、競争力を保つため、高度に変化し
続ける必要があります。ロットサイズの減少、
納期の短縮、低価格、不良品の削減を義務付
けられた製造業の需要に答える事が私たちの
仕事です。過去30年間の技術的革新により、
生産現場の生産性は飛躍的に向上しました。
パンチングマシンでは、1000Hit/分以上のパ
ンチングが可能。プレス・ブレーキのバック
ゲージは、サーボ駆動のゲージ・システムと
なりました。
■ファスナー圧入技術の発展
他のマシンが劇的な変化を遂げている間、イ
ンサーション・マシンは、あまり変化する事
がありませんでしたが、今、インサーション
・マシンは、急速に発展しています。
多くの現場に於いて、ファスナー圧入作業は
最も労働集約的な作業の1つです。
製品には、頻繁に、ナット、スタッド、パネ
ル・ファスナー、フラッシュ・ナットが使用
され、製品サイズも、小さなブラケットから、
非常に大きなパネルに至ります。
製品には、多くの場合、複数の種類と大きさ
の、ファスナーが必要となります。
必要となる設備は、一度に圧入されるファス
ナーの総数に依存し僅かな数量の場合はセッ
トアップ・プレスなどが使用されています。
最先端のインサーション技術では、視覚によ
るガイドを行い、作業者が、複数のファスナーを取り違える事無く、圧入できるよう支援するシステムとなっています。
大量のファスナーを圧入する場合には、イン
サーション・マシンが導入され、通常は、
一回のセッティングで、一種類のファスナー
が圧入されます。
複数の種類や大きさの、ファスナーを圧入す
る場合は、同一のファスナーを、全て圧入し
終わってから、次のファスナーを圧入する事
になるか、さもなければ、複数のマシンを用
意する事になります。
ハンドリングでは、積み上げられた部品を、
崩れる事のないように、何度も積み重ね、積
み降ろしを行わねばなりません。
パンチング・プレスやプレス・ブレーキの
生産性が向上しても、
インサーション・マ
シンの生産性が悪くては意味がありません。
そのような状況の中、PCベースの新しい制御
システムを備えた新型のインサーション・マシンは、生産性のウイークポイントを解消し大きな生産性の向上に繋がる機械です。
■ハンドリング回数の削減
プレス・ブレーキの作業者は、一度部品を手
に持って、連続的に複数の曲げ加工を行う方
式が最も効率的である事を知っています。
これと同じく、新型のインサーション・マシンでは、油圧とツーリングを制御し
異種類のファスナーの連続圧入が可能。
無駄なハンドリング時間を排除できます。
また、加圧力、マシン上昇のコントロール、
など、各ファスナー毎に必要なパラメーターを簡単に設定することができます。
作業者は一度のハンドリングで、最大4種類の、異種類のファスナーを圧入することができます。(図 1参照)

図1
新型のインサーション・マシン
では最大4種類のツールを使用
できます。

図 2
部品がどのように圧入される
かを表示します。
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圧入作業の生産性は、ファスナーの種類と、
部品の大きさ、複雑さに比例しています。
部品が複雑であればあるほど、時間と場所も増加します。
これらは、ハンドリング時間にも影響します。大きな部品は慎重な積み重ねにも神経を使います。
新型のインサーション・マシンならば、
インサーション・マシンの周囲に多くの部品
を積み上げる必要もなくなり、作業の流れも
効率化され、次の工程に円滑に部品を送る
事が可能になります。
■セットアップ時間の短縮
加圧力の調整は特に時間のかかる作業です。
一般的には、ファスナーが適切に圧入されるまで、ダイヤルを使って加圧力を調整するものです。新型のインサーション・マシンでは、
プログラムの作成と保存が可能で、加圧力などのパラメーターは個々に、プログラムとして保存されます。
ファスナー圧入が行われる部品は非常に高価
圧入の失敗は絶対に許されません!
■不良率の削減
部品は非常に高価です。あらゆる問題が発生した場合は、顧客と生産業者に大きな損失が発生する場合があります。
最高の品質に挑戦しようとするとき、多くの企業が、新型のインサーション・マシンを選びます。
ファスナーの典型的な挿入品質問題とは...
○不正確な加圧力による圧入
○間違った穴、間違ったファスナーの圧入
○ファスナーの種類と寸法が不正確
○破損もしくは傷のある部品の混入
これらの問題解決は、従来、熟練したオペレーターに頼っています。
新型のインサーション・マシンでは、同一の部品が圧入されるときはいつも、
同じパラメーターになります。インサーション・マシン・ソフトウェアでは、
オペレーターはパスワードで保護されたアクセス・レベルの範囲でしかパ
ラメーター変更ができなくなっています。これによって管理効率もアップします。
品質問題においては、部品の欠落は大きなミスとなります。
PCによる品質管理機能は、圧入作業の間、各部品のすべての穴にファスナーが
挿入される事を助けるだけではなく、ツール変化も制御(図2参照)し、さらには、ファスナーの圧入場所をオペレーターに示す視覚ガイドを提供します。
作業中、ファスナーの存在はバキューム・スイッチで確認されファスナーが無い場合は、ストロークが停止します。ソフトウェアからツールの変更も可能です。
他のトラブル要因としては、複数の部品の取り扱いによって引き起こされた部品の損傷があります。
かすり傷、へこみなどが頻繁に発生し、特にデリケートな部分には気を使わねばなりません。容易に曲がってしまう薄い製品や、メッキ部分なども考えられます。
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部品のダメージは、4種類以上のファスナーをシングル・インサーション・マシンで
ハンドリングした場合から急激に発生し易くなり、4種類のファスナーを同時に取り扱う事ができる場合は、
75%もの不良率が削減 されます。
製造業が、多くの難局に直面しても、競争力を保つために、インサーション・マシンの性能は、更に向上し続けます。
インサイド・ファスナー・インサーション(日本語版)のPDFのダウンロード
板金加工で部品取り付けのためのナット(めねじ)やスタッド(おねじ)を取り付ける方法として主として3つの方法があります。
■ バーリング後にタッピングをする
■ スタッド溶接によるスタッド又はめねじの溶接
■ インサーション・マシンによるプレスファスナーの圧入
位置決めの正確さと接合力の信頼性から、プレスファスナーのシェアは拡大しています。
ただし、プレスファスナーはファスナーに加工されている溝部分にシートメタルが流れ込んで取り付けるため、 ファスナーの設計に会った適正な圧力でゆっくり加圧する事が重要です。
シートメタルファスナー製品 総合カタログのダウンロード (PDF)16180K
プレスファスナーを取り付けるインサーション・マシンは、世界中でヘガー・インサーション・マシンが圧倒的なシェアを持っており、 ファスナー・インサーション・マシンの代名詞となっています。ヘガー・インサーション・マシンは、4ton、6ton、8tonの3機種が揃っており、部品やツールが共通化されています。
ヘガー・インサーション・マシンは、油圧による圧力調節方式で、あらゆるメーカーのファスナーに対応し、その多くを自動供給 するシステムがあり、安全機構、生産性で大変優れています。
ヘガー社は米国カリフォルニアに本拠を置く、世界ーのファスナー・インサーション・マシンのメーカーです。
ヘガー・インサーション・マシンのシリーズには下記の3機種があります。
ファスナーを自動供給する装置はオプションです。
(1) まず、ファスナーの自動供給装置MASが必要です。
(2) 次に、自動供給するファスナーの種類とサイズに合わせたオートツールが必要
です。 オートツールは交換が簡単な(交換時間約3分)モジュラー式です。
(3) 自動供給できるファスナーの種類は
ナット : PEM、SEL、カレー、ボブ、フラッシュナット、
フランジフォーム
スタッド : 市販されているほとんどのスタッド
スペーサー: DFB、TDF、PEMスペーサーなどフランジ部のあるスペーサー
(但し、径と長さが近いものは一部不可)
Haeger インサーション・マシン・カタログ